平成16年第2回藤代町議会定例会資料

以下引用一部略あり

http://www.town.fujishiro.ibaraki.jp/saito1/gikai/kaigiroku/h16-2teireisiryou.htm
>陳情第2号


                 陳情について


 性同一性障害を持つ人々に対しての証明書、申請書の不要な性別欄の撤廃を求める陳情があったので提出する。

  平成16年6月7日


                          藤代町議会議長 長東 秀臣

陳情第2号


 受理 平成16年5月18日
 付託 平成16年6月 7日

    紹介議員    朝比奈通子
            沼尻  守


        性同一性障害を持つ人々に対しての証明書、申請書の
        不要な性別欄の撤廃を求める陳情

                 陳情者 住所 茨城県(以下略)
                     氏名 猿田   玲
                     電話 (略)──────────────────────────────────────── 
       性同一性障害を持つ人々に対しての証明書、申請書の
        不要な性別欄の撤廃を求める陳情

【陳情理由】
 藤代町議会議員のみなさまにおかれましては、日頃より市民生活向上のために、ご活動されている事と思います。私は、性同一性障害の当事者です。性同一性障害というのは、心の性と体の性が一致せず、その食い違いに苦しむ状態をいいます。そのため、医学的、心理的、社会的、家族的及び経済的な様々な問題を抱えています。特に、戸籍の性別と社会生活上の性別が異なることにより、就労する際、医療機関等を利用する際など様々な場合に困難を伴います。昨年、「性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律」が成立しましたが、この法律は、性別適合手術を受けた人に適用されるもので、治療中の人には、適用されません。性別適合手術をするまで、戸籍上の性別に気を配りながらの生活になります。法律が成立したといっても、性同一性障害者すべてを救うものではありません。
 それ故に、公的機関等で、発行される証明書などの性別欄が撤廃されれば、性別に違和感を持つ性同一性障害者を救う手段となります。また、昨年、水戸市議会では、性同一性障害に配慮し、不要な性別記載欄の撤廃が採択されました。藤代町でも、証明書、申請書からの可能な限り、不要な性別欄の撤廃を求め、ここに陳情いたします。

 平成16年5月17日

                 陳情者 住所 茨城県(以下略)
                     氏名 猿田   玲
                     電話 (略)

 藤代町議会議長 長東 秀臣 殿