ニュース23:性を超えて〜Coccoからの贈りもの


「ニュース23:性を超えて〜Coccoからの贈りもの」
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25歳で命を絶った性同一性障害MTFの心音さんとその家族、そして歌をささげた歌手のCoccoさん。


心音さんの冥福を祈る。


Coccoさんの歌「セレストブルー」は琉球の空に吸い込まれる良い歌だった。
ちなみに、「セレストブルー」とは、空の青さだけでなく、「知恵の実」「生命の木」とも言われるイチジクの名前らしい。

南の島の恋の歌

南の島の恋の歌

この本を買うと、セレストブルーのCDが手に入るらしい。
http://www.barks.jp/cdreview/?id=1000001319


Coccoさんは、メンヘル系に人気の人らしい。
Rainingという曲は、リストカットの曲らしい。

Raining

Raining


あと、いつきさんも登場し、「トランス・ジェンダー」という言葉も、テレビで久しぶりに見た。
ただ「トランスジェンダー」のように、「トランス」と「ジェンダー」の間に「・」がない表記を個人的には推奨しているのだが。


それから、いつきさんの男時代の写真は、何度も見たことはあるのだが、男、女を抜きにして、ちょっとやばすぎるのではないだろうか。


以下は歌詞の貼り付けなど。


http://www.tbs.co.jp/news23/onair/monday/index-j.html
>マンデープラス
2005年5月9日

>性を超えて〜Coccoからの贈りもの

「あなたは男ですか? それとも女ですか?」

ほとんどの人にとってはなんてことのないその質問にうまく答えられない人たちが世の中にはいます。
彼らの多くはそのことに悩み、苦しみ、しかし決して人に打ち明けることはありません。

そんな苦しみを抱えたひとりの女性とその家族に、歌手・Coccoが出会い、そして歌が生まれました。
タイトルは『セレストブルー』。
すべてを乗り越え、前を向いて歩いていくために・・・。


セレストブルー
作詞・作曲:こっこ 


愁いを解いて
神様とやら
わたしに光を

願いを唱え
天を仰いで
あなたに見せよう

笑ってくれますよう
まるで小さな歌を

両の手に抱えた
魔法がぐるぐる
暴れだす
その腕に託した
想いがキラキラ
空駆ける

美しい花
手向けるならば
どれぐらい集めよう

鳥なら空を
人魚は足を
心は体を

繋ぎ留めようと泣く
力無い腕で そうだ

この空が呑み込んだ
全てをいつかは
愛せると
雲の波 青と
青を継いで 行けたら
叶うから

笑ってくれますよう
まるで小さな歌を

放つよ




Raining

ママ譲りの赤毛
2っに束ねて
みつあみ揺れてた
なぜだったのだろうと
今も想うけれど
まだわからないよ

静かに席を立って
ハサミを握りしめて
おさげを切り落とした

それはとても晴れた日で
未来なんていらないと想ってた
私は無力で
言葉を選べずに
帰り道のにおいだけ
優しかった
生きていける
そんな気がしていた

教室で誰かが笑ってた。

それはとても晴れた日で

髪がなくて今度は
腕を切ってみた
切れるだけ切った
温かさを感じた
血にまみれた腕で
踊っていたんだ

あなたがもういなくて
そこには何もなくて
太陽 眩しかった

それはとても晴れた日で
泣くことさえできなくて、あまりにも、
大地は果てしなく
全ては美しく
白い服で遠くから
行列に並べずに少し歌ってた

今日みたく雨ならきっと泣けてた

それはとても晴れた日で
未来なんていらないと想ってた
私は無力で
言葉を選べずに
帰り道のにおいだけ
優しかった
生きていける
そんな気がしていた

教室で誰かが笑ってた。

それはとても晴れた日で