I Have A Dream

初夢とか見そうにないので。

「感動する英語!」を買い、キング牧師のかの有名な「I Have A Dream」スピーチをipodで聞く。
(ネット上でも聞けるようだが)。

感動する英語!

感動する英語!

さすがに格調高く、情動を揺さぶり、迫力満点、何度聞いても飽きない。
実にすばらしい。


だが笑えるのはそのあと。
このCD,英語教材なので、「このスピーチを応用しよう」とか言って、例文みたいなスピーチがそのあとについている。
日本語訳するとこんな感じ。


「私には夢がある。
いつの日か、ラベンダーの香りのする富良野に家を建てる。
私には夢がある。
そこで子供と一緒にご飯を食べる。
私には夢がある。
そこには君もいる。
私には夢がある。
そこで僕と君は、今日あったことを話し合う。
この夢が頭から離れないんだ。
さあ、結婚してくれ。」


北の国からと、小坂明子の「もしも私が家を建てたら」を混ぜ合わせて強迫観念になったような変なプロポーズである。
内田有紀吉岡秀隆も離婚したし。


あと、クリントン大統領の章も笑った。
クリントンのスピーチは、モニカ・ルインスキーとの不適切な関係の弁解スピーチで、その必死さが痛々しくて、聞いてて飽きない。


しかし、そのあとの応用スピーチは笑える。
クリントンスピーチそのままに
「彼女とは確かに不適切な関係を持った」
みたいな言い訳をしている。


そんな言い訳したら、おちょくってのんか、と思われそうだが。


まあ、いずれにせよ笑える英語テキストではある。