初夢とか見そうにないので。
「感動する英語!」を買い、キング牧師のかの有名な「I Have A Dream」スピーチをipodで聞く。
(ネット上でも聞けるようだが)。
- 作者: 近江誠
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2003/12/04
- メディア: 単行本
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さすがに格調高く、情動を揺さぶり、迫力満点、何度聞いても飽きない。
実にすばらしい。
だが笑えるのはそのあと。
このCD,英語教材なので、「このスピーチを応用しよう」とか言って、例文みたいなスピーチがそのあとについている。
日本語訳するとこんな感じ。
「私には夢がある。
いつの日か、ラベンダーの香りのする富良野に家を建てる。
私には夢がある。
そこで子供と一緒にご飯を食べる。
私には夢がある。
そこには君もいる。
私には夢がある。
そこで僕と君は、今日あったことを話し合う。
この夢が頭から離れないんだ。
さあ、結婚してくれ。」
北の国からと、小坂明子の「もしも私が家を建てたら」を混ぜ合わせて強迫観念になったような変なプロポーズである。
内田有紀と吉岡秀隆も離婚したし。
あと、クリントン大統領の章も笑った。
クリントンのスピーチは、モニカ・ルインスキーとの不適切な関係の弁解スピーチで、その必死さが痛々しくて、聞いてて飽きない。
しかし、そのあとの応用スピーチは笑える。
クリントンスピーチそのままに
「彼女とは確かに不適切な関係を持った」
みたいな言い訳をしている。
そんな言い訳したら、おちょくってのんか、と思われそうだが。
まあ、いずれにせよ笑える英語テキストではある。