『トランス物語に抗して』

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見に行った。
会場数十名規模のところ、60人くらいいてパンパン。
主催、「トランスネット東京」に笑う。永い眠りについているトランスネットジャパンのオマージュか。
遠藤まめたさんはお元気そうで何より。


映画は、なにかXジェンダーみたいのが出るのかな、と思ったら違い。
FTM中心の話だが。温故知新というか、かつてのフェミニズムレズビアン言説からの異議申し立て、という感じだった。
つまり、典型的女性像からの解放、特権側として男性像、というかつての言説から、
現代の若者は、男性移行へと進むことへの議論、という感じだった。


ただ、かつてのフェミニズムレズビアン言説の関係性がしろうとにはよくわからなかった。
また、その後のトークは、日本ではFTMの広がりが、フェミニズム側の抵抗がほぼなかったことあたりをもう少し議論してほしかった。
まあでも非常に面白かった。