タイの風俗店案内本を問題にするのは、焚書坑儒なり。

ツタヤ図書館問題で、タイの風俗店案内本が問題視されている。
私もツタヤに図書館をさせるのはどうかと思うが、タイの風俗店案内本を問題視するのもどうかと思う。
図書館は資料的価値のある本を蔵書すべきだと思っている。
ところが最近は「利用者サービス」の名のもと、ベストセラーを何冊も買うようなあほなことをしている。
100年後、「火花」が10冊ある図書館と、国別あるいは時代別に風俗案内の本が10冊ある図書館がどちらが資料的価値があるかは言うまでもないことだと思うが。


http://www.asahi.com/articles/ASHB54WNSHB5ULOB00Y.html?ref=yahoo
朝日

「ツタヤ図書館」蔵書にタイ風俗店案内 神奈川・海老名

2015年10月5日19時16分


 レンタル大手「ツタヤ」を展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)などが指定管理者となり、1日にリニューアルオープンした神奈川県海老名市の市立中央図書館で、海外の風俗店案内が蔵書に含まれていたことがわかり、市教育委員会は5日、3冊の貸し出しを中止にする方針を固めた。6日にもCCCなどに指示する。

 市教委によると、新たに購入した約7千冊に含まれていたうちの3冊で、いずれもタイの旅行ガイド。「大人のバンコク極楽ガイド」「タイバンコク夜遊び地図」といったタイトルで繁華街を紹介している。

 外部からの指摘で市教委が精読した結果、性的なサービスをする店の紹介など、公立図書館にそぐわない内容が含まれていることがわかり、不適切と判断したという。