(男が生きる 女が生きる)性は男と女だけじゃない 「らしさって?」記事に反響

本日の朝日新聞に以下の訂正記事がのった。


> 2日付2面「男が生きる 女が生きる」の記事で、「日本精神神経学会は今年、診断名を『性同一性障害』から『性別違和』に改めた」とあるのは、「日本精神神経学会は今年、米精神医学会の診断手引DSMの診断名の訳語を『性同一性障害』から『性別違和』に改めた」の誤りでした。日本精神神経学会は現在も性同一性障害という診断名を使っています。訂正します。


だれかマニアックに突っ込みをいれたのだろう。
ただ訂正記事もやや不正確。
まず「米精神医学会」でなく「米国精神医学会」と訳すのが一般的。
また、「診断名の訳語を『性同一性障害』から『性別違和』に改めた」とあるが、これだと英文疾患名の訳語を改めたように読める。
そうではなく、DSMにおける疾患名が変更され、その変更後の疾患名の日本語訳を「性別違和」に決定した、というのが正しい。