性同一性障害学会による研究大会、東日本大震災の影響で６月に延期

　首都圏も東日本大震災の影響を受ける中、性同一性障害（ＧＩＤ）学会は、19、20日に東京・品川区で開催予定だった「第13回研究大会」を６月に延期することを決めた。

　同研究大会は、ＧＩＤへの理解を深め、医療をより身近なものにすることを目的とし、毎年開かれている。今年は、当事者との意見交換や専門家によるシンポジウムなどが予定されていた。ＧＩＤ学会会長の山口悟医師は「震災の影響を考慮し決定しました。被災地の一日も早い復興を祈念致します」とコメントした。

　研究大会は６月４、５日に開催する予定。問い合わせは、ナグモクリニック電話０３（３４９０）５７５７。