性的なフェティシズムの対立概念がよくわからない。

民族的・宗教的な意味においての、フェティシズムおよびその対立概念は明瞭だ。
すなわち、フェティシズムが、人形や石などの物への信仰に対し、
そうでない信仰とは、キリスト教的な、自己の内面へと向かう精神的な信仰だ。


だが、性的な意味においての、フェティシズムの対立概念がよくわからない。
つまり、下着とか、靴などへの性的興奮をフェティシズムというとして、そうでない「正統的な」性的興奮が何かというのが不明だ。
精神的な物への興奮でもなさそうだし。
肉体全体への興奮なのだろうか。
肉体に対するものなら、しょせん物質的なモノへの興奮ということで、フェティシズムと大差ない気もするし。
あるいは人間の肉体は神の作ったものだから、それに対する興奮ならいいけど、下着は人間の作ったものだからダメとか、そういう宗教的な理由なのだろうか。