「ボクの彼氏はどこにいる?」

前から読もうと思って読んでなかった、石川大我さんの「ボクの彼氏はどこにいる?」が、文庫化され、三省堂に平積みされていたので、購入。


帯の推薦文と、解説は石田衣良
さすが。


ゲイである石川さんの半生の自叙伝で、ゲイとしての思春期の苦悩などが記されていたが。
ゲイであることの特別さより。
むしろ。
恋愛をし悩み、その後友人と出会い、成長していく普遍的な若者の姿を強く感じた。


良質な青春小説を読んだあとのような、爽快な読後感であった。

ボクの彼氏はどこにいる? (講談社文庫)

ボクの彼氏はどこにいる? (講談社文庫)