Polite prejudice: LGBT life in Japan

はしょりつついい加減に翻訳 by AJ


礼儀正しい偏見:日本でのLGBT生活

われわれは、日本で最初にゲイを公にして政治家になった一人である石川大我にインタビューした。


LGBTへの扱いは、国の文化によって異なる。礼儀正しい文化の国、日本では、LGBTを大声でからかったり、運動場で殴ったりはしない。そのかわり、しかとしたり、陰口を言ったりする。


石川大我は26歳までほかのゲイと会ったことがなかった。このことが彼に本を書いたり、自助グループを立ち上げる動機となった。
「私は日本のLGBTがどれだけ孤独かを知ってほしかった」。


LGBTの人権擁護をしている社民党の党首、福島瑞穂の秘書を務めたあと、2011年4月、かれは中野区の石坂わたるとともに、日本で最初の公にゲイを明らかにした政治家となった。
われわれは彼にインタビューした。


当選の要因は?:
第一にLGBT以外のことも公約にあげたこと。第二は地元民だから。3代続く地元民です。地元だから当選するというのはいいことだとは思いませんが。政策で選ぶべきです。


選挙区の人や同僚の政治家はホモフォビアでは?
年代による。20-40台は、比較的理解あり。年配や男性のほうが保守的。
私に投票した人皆が、私をゲイだと知っていたのではない。チラシには政策としてはあげていたが。


豊島区でのLGBTへの施策は?
セクシュアリティによらず人権擁護をうたった条例は日本にはまだない。LGBTの人権擁護を掲げる条例を豊島区に作りたい。パートナーシップ条例も含めて。それが日本全体に広まれば。
個人的には同性婚よりシビルユニオンのほうが日本にはあってると思っている。でも時間がかかる。法律ができても偏見が続けば、婚姻に挑戦できない。社会が先に変わらないと。
しかし、法律ができると社会が変わることも体験した。特例法ができ、トランスジェンダーへの社会の態度は大きく改善した。
法律ができれば社会は変わるだろう。日本国民は法律に従順だ。


1年たって実績は?
男女平等計画でセクシュアルマイノリティへの援助も挿入した。
でもそれはスタートに過ぎない。豊島区にLGBTセンターなどもつくりたい。


国政は考える?
チャンスがあれば。
でも社民党は小政党で。原発問題で支持者も増えたが、緑の党を作った人々もいて・・


LGBTはより幸せになるには、日本はどう変わるべき?
4点ある。
一つは、LGBTが互いの存在を知ること。
2つ目はストレートの人たちがLGBTを正しく理解すること。
3つ目は、メディアで正しい姿で現れること。今テレビに出るのは皆、おネエだ。
4つ目は政治。


LGBT運動の日本と西洋の違いは?
西洋ではLGBTは権利を主張する。日本では権利のまっすぐな主張は好まれない。
日本人はゲイフレンドリーともホモフォビアとも言わない。何も言わない。


日本でLGBTが直面する問題は?
日本では男女のカップルを前提にしている。
銀行では結婚してないと昇進できない場合などもある。


家庭での問題は?
親へのカムアウトは大きな問題だ。特に若者にとって。


今年は東京でパレードはある?
2つある。4.29と8.11。
札幌でもある。


HIVは問題?
問題だ。でも誰も話したがらない。政府の援助はあるが不十分だ。


西洋は日本のLGBTを援助すべき?
日本は先進国の中で遅れている。
おおくのオープンなゲイの外人が日本にくれば変わるかも。
5月にイベントもやるので来てね。

http://www.gaystarnews.com/article/polite-prejudice-lgbt-life-japan020412