「あるがまま」認めて 性同一性障害シンポジウム

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「あるがまま」認めて 性同一性障害シンポジウム
8月31日10時35分配信 琉球新報
琉球新報創刊115年・当山美容形成外科開院55周年記念特別企画シンポジウム「性同一性障害の治療と社会的支援〜性について考える〜」(主催・琉球新報社、特別協賛・当山美容形成外科)が30日午後、那覇市の沖縄ハーバービューホテルクラウンプラザで開かれた。性同一性障害GID)について登壇者から「多様な生き方を受け入れる社会づくりが必要」との提言があり、来場した250人は支援の在り方について理解を深めた。
 パネリストは山本和儀(山本クリニック院長)、澤岻良心(りょうと)(当事者)、宮川桂子(県中央保健所医師)、蔦森樹(つたもりたつる)(琉球大学非常勤講師)の4氏。當山護当山美容形成外科院長がコーディネーターを務めた。
 診断と治療の現状について山本氏は「本人の望む性を応援していくのが大事。周囲の理解と、医療ネットワークの構築が必要だ」と訴えた。
 澤岻氏は性別適合手術を受け、改名と戸籍変更までの経緯を説明。「GIDに限らず、その人のあるがままを受け入れてほしい」と要望した。
 蔦森氏は雇用問題について言及。GIDの積極的雇用を呼び掛けた。感染症を専門とする宮川氏は同性愛に触れ、当事者が「生きやすい環境」をつくることを提案した。
 冒頭、基調報告した高松亜子慶応大学医学部形成外科非常勤講師は「手術は下着の中の変化。しぐさや周囲の人間関係など手術が終わっても解決しないことが多い。周囲の支援が欠かせないことは言うまでもない」と述べ、理解を求めた。

最終更新:8月31日10時35分


医療法人天仁会 クリニックおもろまち
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http://www.nahw.org/Hospital/Women/Area/Okinawa.htm

宮島 英一 心療内科 ・ 精神科(性同一性障害も担当します) 


山本クリニック
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