トランスジェンダーに関する研究 -カミングアウトされる側の視点から-

長嶺幸代:トランスジェンダーに関する研究 -カミングアウトされる側の視点から-. 現代性教育研究月報2007年8月号6-11P
http://www.jase.or.jp/jigyo/kyoiku_geppou.html


兵庫教育大学の大学院・学部生268名への調査。男性48.9%、女性51.1%。


友人からのカミングアウトを受容できるか。
男性:そう思う40.8%、ややそう思う38.5%
女性:そう思う55.1%、ややそう思う39.7%


恋人からのカミングアウトを受容できるか。
男性:そう思う15.6%、ややそう思う12.5%
女性:そう思う16.3%、ややそう思う24.0%


以下、AJの考察。
学生では日ごろの実感どおり、友人としては、男性で79%、女性で95%と高率で許容。
しかし、恋人となると男性で28%、女性で40%と受容率が下がる。


カミングアウトの中身が不明だが、
>身体の性とは異なる性意識(gender identity)に合わせたジェンダーを求めることを全ての人が認めるとは限らない。


とあるので、「実は私の心の性は男性/女性です」というものらしい。
「実は昔の身体の性別は男性/女性でした」というカミングアウトだと、結果は違うかもしれない。(特に恋人では)