2007-05-23 合掌 日記 長年、性同一性障害の治療に取り組まれた先生が亡くなられた。 社会の理解のない時代に治療を先駆的に開始された、その医師としての信念に敬服する。 また、その積み重ねられた治療実績が、必ずしも十分な世間的評価を受けなかったのは、不当であると思う反面、在野の臨床医としての美学も感じる。 今後、さらにこれまでの技術と経験が日本の医学界に必要とされていたのに、その早すぎる死は残念である。 冥福を祈る。