第26回日本性科学学会

annojo2006-11-19

第26回日本性科学学会
http://www.muraguchikiyo-wclinic.or.jp/26th-jsss.htm


一般演題
ターナー症候群患者における「性と生殖」に関する意識調査:菅沼信彦
・ 94%が卵子提供の希望。
・ 調査した51例中の既婚者4例中の2例が海外で卵子提供受け、1例が出産。
・ 堀口先生もターナーでの卵子提供出産例あり。


初診時にホルモン剤を使用していたMTFに対する検討:織田裕行
ホルモン剤使用例は、うつ傾向高値」
うつのものほど、ホルモンのフライング?それともホルモン使用でうつに?


特別講演
若桑みどり:「美術史から見るジェンダーセクシュアリティ
「かつては母系社会、グレートマザーの像。その後、父系社会、女性は見られる存在に」
かっこいい。しびれました。


学会長講演
村口喜代:「性の健康とジェンダー
女医として苦労した自分史が、興味深し。


シンポジウム:
    「日本社会におけるジェンダーセクシュアリティの現状と課題」
             座長:芦野 由利子   堀口 貞夫
     須藤  廣(北九州市立大学文学部人間関係学科教授)、
     宗片 恵美子(特定非営利活動法人イコールネット仙台代表理事
     堀口 貞夫(主婦会館クリニック〈からだと心の相談室〉)
    沼崎 一郎(東北大学大学院文学研究科教授)
     中村 美亜(セクソロジスト)


興味深かったが、なんかこの時間帯は、疲れが出た。


全体としては、女性の講演が多く、なんか迫力があった。
ジェンダーについても思うところありだが、それは日を改めて、考察。