セックスOFF

今週のアエラ、2006.NO38. p82-83読んでたら、「セックスOFF」なる言葉が出てきた。
これは、
>スイッチを切るように「恋愛」「セックス」の回路をオフにする。そう考えると「楽」かも!


という概念。


セックスレス」が受身的にセックスがない状態になることに対し、セックスOFFのほうはより前向き・能動的にセックスをしない状態なので、「セックスや恋愛をしなければ」という強迫・重圧から開放されて、結構なことだという論調。


セックスレス概念にライバル登場といったところだが。
しかし、専門的にいうと、性障害にはもともと「ターンオフ現象」という概念がある。
阿部輝夫先生いわく
> 「『ターンオフ・メカニズム』といって、無意識のうちに自ら興奮のスイッチを切ってしまうのです。人によって決まったパターンがあり、ご自身のパターンに気づくとがく然とされます。しかし、原因に気づいてそれを解決すれば勃起障害は解決されます」。
http://210.173.163.218/ns/general/health/36/he36_15.html


とすると、セックスOFF、このターンオフとかなり概念かぶってて、まぎらわしい。
さらに「セックスOFF」「セックスオフ」で検索かけたら、「セックスをするオフ会」の意味で広範に用いられている。
>女装ホモセックスオフ や ら な い か
http://www.2chan.net/test/read.cgi?bbs=off&key=1132903442
とか。


そうして考えると、セックスOFFという概念は今ひとつか。