虹の彼方に―レズビアン・ゲイ・クィア映画を読む

「虹の彼方に―レズビアン・ゲイ・クィア映画を読む」。

虹の彼方に―レズビアン・ゲイ・クィア映画を読む

「ロバート・イーズ」などを配給しているパンドラさんの発行。
レズビアン・ゲイ・クィア映画58本を論じたもの。

執筆陣が豪華。（といいつつ、知らない人も結構いるけど。）
羅列すると。
イカイヒサシ、エミ・エレオノーラ、小倉東、河口和也、川口隆夫、菅野優香、クレア・マリイ、斉藤綾子、沢部ひとみ、サラ・ティズリー、ジュディス・ハルバースタム、砂川秀樹、関根信一、竹村和子、玉野真路、虎井まさ衛、内藤千珠子、新田啓子、野宮亜紀、パク・ジンヒョン、ハスラー・アキラ、長谷川博史、吉川純子、出雲まろう。

で、論じられている映画の中で、自分が見たのは、ヘドウィグ・アンド・アングリーインチ、プリシラ、ボーイズ・ドント・クライ、ロバート・イーズ、アタック・ナンバーハーフ、フィラデルフィア、ぐらいか。
ゲイ、レズビアン系はほとんど見てない。
まだまだ見るべき映画ありだ。

とはいうものの、見てない映画でも、豪華執筆陣がそれぞれの立場から鋭く論じていて、読んでいて飽きない。
映画好きもそうでない人も、読んでて楽しめる一冊。