covid-19の感染者が日本には実際どれくらいいるのか。
3月初めころ「1万人」という説が流れ、それを厚労省が否定して、という事はあったが、推定値の根拠が不明。
あまり推定値を言う人もいないし、いったとしても計算方法を明らかにしてなかったら、難しすぎて周りは理解不能だったり。
まあ専門家は、めったなことは言えない。
私は、門外漢なので簡単な方法で推測してみた。
死亡率から逆算。
死亡率も不明だし、国によって大きく異なる。
そこで全員検査している日本国のデータから。
クルーズ:657名中7名死去。約1%
チャーター便:15名中0名。0%(全員退院)
クルーズ船は、高齢者中心。
チャーター便はおそらく30-50代中心。
そうすると全年齢層で考えると、ざっくり0.5%(200人に一人)くらいが死亡率か。
ちなみに、日本と医療環境が近く、多数に検査している韓国では、8086名72名死亡。0.9%。ただ、韓国でも検査を受けてない感染者はいるだろうから、0.9よりはやや下がるだろう。
そこで0.5%が日本での死亡率と推測。
本日現在、死亡者は、クルーズ船を除き21名、よって感染者の推測値は21×200で4200名となる。
ただ、実際には、感染して発症まで1週間、さらに死亡まで2週間程度かかるようなので、死亡者からの推測値は3週間前の感染者と思われる。
つまり2月下旬ころに4200名程度いたと思われる。
その後の3週間でどの程度増えたかははっきりしない。
ちなみに、3月2日に「北海道大学の西浦博教授は、北海道全域で先月25日の時点で感染した人は、およそ940人に上る可能性があるとする見方を示しました。」とされる。
私の推測法で計算すれば、現在北海道の死亡者は4名。4×200=800名が3週前の2月22日頃いたことになり、西浦先生の推測値とほぼ同様になる。
また、感染が確定されないまま、死亡する者もいるのでは?という疑問はある。
まあ、そういう場合もあるだろうが、それほど多くないのでは。
なぜなら、院内感染を医師側も恐れるので、疑わしきは検査するはず。
また、見落としれいが多くあるならば、見落としの結果院内感染が広がり、というケースも起こるはずだが、そういう話は今のところない。
だから、気づかず死亡例はそれほどはないのでは。
結論ははっきりしないが、4200名にその後の3週分の増加分を足せば、現在はやはり1万程度いるのでは。