特集/日本の精神科医は米国DSM-5をどう読むか

臨床精神医学 43巻(2014年12月号増刊号)特集/日本の精神科医は米国DSM-5をどう読むか
http://arcmedium.co.jp/publication01.php?a=201413


針間克己:パラフィリア障害群 188-191p


丸田 敏雅ほか:ICD-11作成の現段階での最新動向
P48
>現段階では「睡眠障害」と「性保健に関する問題(性的倒錯を除く、性同一性障害や性機能不全などの性保健に関する状態を指す)障害」は「精神および行動の障害」には含まれないことになった。「睡眠障害」と「性保健に関する問題」は「精神および行動の障害」とは別に設けられた単独の章で扱われる予定であるが、ICD-11は「マルチペアレンティング」と呼ばれる構造を採用する予定であり、主たる帰属先のほかに二次的な帰属先の章を持つことができる。このため、これらが「精神および行動の障害」の枠内で触れられる可能性も残っており、今後が注目される。