最近の将棋の羽生さんの本は「直感が大事」とか、いうことが天才過ぎて、何が言いたいのか結局よくわからない感じだが。
「覆す力」拝読。
著者の森内俊之は普段は弱いくせに、羽生との名人戦だけはやたら強く、コンピューター将棋の手をぱくってまで、勝ってしまうという、羽生ファンからすれば、憎き存在なのだが。
この本では、大天才羽生を前に、小学校時代からの挫折と苦悩の日が描かれていて好感を持った。
なんか、力石徹に立ち向かう矢吹丈、という感じでかっこよかった。
あと、羽生世代の強さの秘訣は、デジタルとアナログの融合にあり、というのもうまいこと言うな、と思った。
- 作者: 森内俊之
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2014/02/21
- メディア: Kindle版
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