DSM5:小児の性別違和のその後の経過2

DSMIVTRと読み比べると、小児性別違和のその後の経過は、DSM5で書き加えられたというより、ニュアンスが変わっていることに気がついた。


DSMIVTRでは、その後も性別違和があるのは「ごく少数に過ぎない」、「大半は〜反対の性の行動がはっきりしなくなる」と述べている。
一方DSM5では、その後の経過は「vary」(様々だ)、と。


この記載の違いは、データの蓄積の結果であると共に、思春期ブロッカーの早期開始の理論的根拠を示すとも思われる。