SOC7 6 小児・思春期の性別違和の評価と治療


6 小児・思春期の性別違和の評価と治療

小児と思春期における性別違和の違い


小児における現象学
自閉症スペクトラム障害が高率にみられる。


思春期における現象学


メンタルヘルス専門家に求められる能力


メンタルヘルス専門家の役割
1. 評価
2. 家族と本人への精神療法
3. 併存する他の精神的問題の評価と治療
4. 身体治療のオピニオン作成
5. 啓発
6. 支援グループの情報提供


心理評価


心理的社会的介入
割り当てられられた性別へ一致するようにジェンダーアイデンティティを変更するような治療は成功せず、現在では倫理的だとはみなされていない。


小児早期の社会的性別移行
現在でも議論が分かれている。


思春期への身体的介入


完全に可逆的な介入
思春期抑制ホルモンの適用基準
1. 持続的性別違和
2. 思春期開始による性別違和の悪化
3. その他の問題が明白になっている。 
4. 本人の同意。家族の同意と支援。
反転法の場合、手術に必要なペニス組織が不十分になる可能性を告知すべき


部分的に可逆的な介入


不可逆的な介入
外性器:成人年齢、最低12か月ジェンダーアイデンティティに一致する性役割での生活
乳房切除:望みの性役割での十分な生活、1年以上のテストステロン治療


思春期に医学的治療治療を行わないリスク