ちょっとダッシュをかけて、風頭公園へ。
城跡だったようで、本丸の土台と思われる岩の固まりが。
そこを通りぬけると、ついに坂本龍馬さまだ。
長崎の海を見つめてなんてすてきなお姿。
ハァハァ。
ガイドブックも地図も持っていなかったが、スーパー男性脳を駆使して徘徊開始。
探索行動を続けると、あったぞ、亀山社中。
閉鎖されていたが、周りの小道をうろうろしてほぼ全容把握。
庭には、ミニ竜馬像もあった。
さらに、すぐそばには、あこがれの龍馬ブーツが。
まずは、お約束通り、履いてみた。
ついでにブーツのにおいもかいでみた。
ハァハァ。
さらに、徘徊継続。龍馬通りというのがあって、坂道の風情が何ともいえない。
開発不能な、車が入れない、細い坂道。
その向こうに見えるのはオランダへとつながる海。
私のようなハイカイマニアには、たまらない。
でしばらく下ると、寺町に。
寺町と言うから、谷中みたいなところを想像していたら、全然ちがい。
どの寺も、迫力満点の石垣の上にあり。
この亀山全体が、山城だったのだろう。
江戸が残りすぎ。
で、そろそろ、大通りにもどろうと歩くと川があって。
見わたす限り、いかにもという、石橋がいくつもいくつもあった。
その石橋を、坂本龍馬が、海援隊が、あるいは、松本良順先生やポンペ先生が今でも渡っていそうな雰囲気であった。
ちょっとトリップさせてくれたトリップだったのだ。