「信長」の文庫本を古本屋でたまたま買ったら、
「○○××様 秋山駿」と著者が謹呈したサイン入り本だった。
謹呈された人物をネットで調べたら、秋山駿が大学で教授をしていた時の、同僚の大学教授であった。
古本屋に売るとはちょっと薄情だな、と思った。
あと、解説を石原慎太郎が書いていたが、
P566
>つまり過去のレジームを否定しきった信長にとっては、もはや朝廷などという存在は権威に値せぬものだったに違いない。
>彼がもう少し長生きしていたら彼は朝廷を徹底して政治的に利用したに違いない。
とあった。
東京オリンピック誘致のために、皇室利用を考える石原知事は、信長のつもりなのかな、と思った。
- 作者: 秋山駿
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 1999/11
- メディア: 文庫
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