DVDで「海猿」見る。
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2006/04/19
- メディア: DVD
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「ポリスアカデミー」と「愛と青春の旅だち」と「グラン・ブルー」を適当に混ぜた感じで面白かった。
しかし、ヒロインの加藤あいは全然さえなかった。
女優としての加藤あい自体が終わってることもあるけど、着てる服とかもみょうちくりんで、映画の中でも描かれ方もさえない。
まあ、でもそれもよく考えると当然で、基本的には、この映画、男同士の愛の物語。
ハイライトのシーンが、男どうして、抱き合いながら、レギュレーターをやり取りする場面。
要するに間接キス。
私も昔、ダイビングのライセンス取るときに、男同士でひとつのレギュレーターで相互に呼吸するというのをやったが、ヘテロセクシュアル的にはかなりフォビックな体験であった。
それを、この映画は伊藤英明とかのムキムキの美男子が、激しく見つめあいながら、延々とやっている。
そういえば、途中で、電車男君が死ぬんだけど、あれは、ナースをなんぱするという、おきて破りのヘテロセクシュアル的行動をとった、天罰なのであろう。
ということで、結論的には、この映画、やおい物だと思うのだが、そのまま、やっちゃうとカルピスの原液みたいに濃すぎて、一般受けしないので、とりあえず、加藤あいとか混ぜてみて、薄めてのみごこちをよくした、ということか。