プログラム：（実際のプログラムで確認しながら、銀河様のサイト（http://www2u.biglobe.ne.jp/~gin-ga/transsexual/documents/gid2.html）よりコピペしました。）
開会の辞 9:00〜9:05
会長 牛島定信
一般演題 9:05〜10:05
座長 東京家庭裁判所医務室 針間克己
1. 性同一性障害者の戸籍性別変更の是非に関する大学生の意識調査
―107名のレポート分析―
東京家庭裁判所医務室 ○針間克己
2. 性同一性障害患者のサポート
―家族特にパートナーとの協力体制の確立―
紘仁病院精神科性医学部 ○亀谷 謙
椙山女学圏大学人間関係学部 成田善弘
3. 岡山大学・川崎医科大学ジェンダークリニックの現状
―泌尿器科受診者を中心に
岡山大学医学部附属病院泌尿器科 ○永井 敦
公文裕巳
岡山大学医学部附属病院産科・婦人科 中塚幹也
工藤尚文
岡山大学医学部附属病院精神科・神経科 佐藤俊樹
黒田重利
岡山県立内尾病院センター精神科 山本文子
4. 性同一性障害の自助支援グループ参加者に対するアンケート結果
TSとTGを支える人々の会
○野宮亜紀 東優子 森野ほのほ 川上あや
一般演題 10:10〜11:10
座長 埼玉医科大学総合医療センター形成外科 井上義治
5. FTMにおける乳房切断術後変形修正術
埼玉医科大学総合医療センター形成外科 ○田村美規
井上義治
原科孝雄
高松亜子
6. FTMTSに対するSRSにおける経腹的vaginal flap作成の有用性
埼玉医科大学総合医療センター産婦人科 ○石原 理
伊東宗毅
山下智子
木下勝之
高松亜子
井上義治
原科孝雄
7. 正中矢状断MRIにおける脳梁主軸方位の性差
岐阜大学工学部応用情報学科 ○横田康成
岐阜大学工学研究科電子情報工学専攻 河村洋子
紘仁病院精神科性医学部 亀谷 謙
三重大学医学部放射線科 竹田 寛
松村 要
8. 性同一性障害患者の体格；FTMとMTFの比較
埼玉医科大学総合医療センター形成外科 ○大槻祐可子
高松亜子
原科孝雄
井上義治
一般演題 11:15〜12:15
座長 福岡大学精神科 西村良二
9. 性別違和を訴える人々の心的変化―バウムテストより
岡山大学医学部神経精神医学教室 ○山本文子
岡山大学医学部附属病院生理第二検査室 井戸由美子
岡山大学医学部神経精神医学教室 佐藤俊樹
黒田重利
10. 同一性拡散をきたした性同一性障害患者の入院治療経験
東京慈恵会医科大学精神医学講座 ○勝 久寿
日下 郎
宮田久嗣
樋口英二郎
上別府圭子
牛島定信
11. 一卵性双生児における性同一性障害例
埼玉医科大学総合医療センター形成外科 ○竹下文子
慶友クリニック（広島） 高山正三
埼玉医科大学総合医療センター形成外科 高松亜子
12. 「GIDで苦しむ人々をめぐる医療の倫理
京都女子大学国際バイオエシックス研究センター ○星野一正
昼休み 12:15〜13:05
総会 13:05〜13:10
特別講演 13:10〜13:40
司会 東京慈恵会医科大学精神医学講座 牛島定信
GIDをめぐる法的諸問題―いっそう広い視野で―
神戸学院大学法学部 大島俊之
シンポジウム 13:50〜15:20
「GIDの支援ネットワーク」
司会 埼玉医科大学総合医療センター精神科 深津 亮
岡山県立岡山病院 中島豊爾
1. 岡山大学における診療の現状および診療体制
岡山大学医学部精神科・神経科 ○佐藤俊樹
岡山大学医学部泌尿器科 永井 敦
岡山大学医学部産科・婦人科 中塚幹也
川崎医科大学形成外科 光嶋 勲
岡山大学医学部附属病院生理第二検査室 井戸由美子
岡山大学医学部精神科・神経科 黒田重利
2. 埼玉大学ジェンダークリニック紹介
亀田総合病院 ○塚田 攻
3. 当院における性同一性障害患者の特徴
近畿大学医学部形成外科 ○真鍋幸嗣
近畿大学医学部形成外科 上石 弘
近畿大学医学部精神神経科 花田雅憲
パネルディスカッション 15:30〜17:30
「外科の役割」
司会 埼玉医科大学総合医療センター形成外科 原科孝雄
東京慈恵会医科大学産婦人科 落合和穂
1. Female to maleにおける乳房手術の経験
メガ美容形成外科 ○高柳 進
2. FTMにおける乳房切除術
埼玉医科大学総合医療センター形成外科 ○高松亜子
3. 前腕皮弁による陰茎形成術
筑波大学形成外科 ○遠藤隆志
4. 上腕皮弁による陰茎形成術
埼玉医科大学総合医療センター形成外科 ○井上義治
5. 性転換手術における産婦人科の関わり
埼玉医科大学総合医療センター産婦人科 ○木下勝之
6. 性転換手術における泌尿器科医の関わり
赤心堂病院泌尿器科 ○内島 豊
閉会の辞 17:30
会長 牛島定信
懇親会 18:00〜20:00
場所：リーベ （南講堂正面）
プログラム以上。
以下メモ、思い出、感想など。
・150名ほどの参加者。会場規模とちょうどマッチし、ぎっしり満員。確か和田先生も出席。
・針間克己の「1. 性同一性障害者の戸籍性別変更の是非に関する大学生の意識調査―107名のレポート分析―」は、レポート分析で、87名（81.3％）が戸籍訂正を認めるべき、というデータで、その後「性同一性障害の戸籍訂正には社会的理解はある」という貴重なエビデンスとして、あちこちで使われた、というか使った。
・ 大島俊之先生、堂々デビュー。ただ、欲張りすぎて、ものすごい早口だった記憶が。
・ あと、この頃は、心理検査や、医学的データの発表に対し、当事者から「何のための研究なんだ」みたいな突込みが結構あった気も。医療化への抵抗みたいな。
・ まあ、全般的に見て、2番バッター川相、みたいな、手堅く送りバントみたいな、「埼玉医大以外でも学会開けます」という感じの、着実に次につなげた学会という感じだった。
追記：プログラム中「川上あや」の名があるが本来は、「上川あや」の名で申し込んだのが、事務局のミスで「川上あや」になったようです。
