性同一性障害で性別変更 30歳代女性が男性に

2005.6.8.下野新聞


性同一性障害で性別変更 30歳代女性が男性に


 心と体の性が一致しない性同一性障害を抱え、宇都宮家裁に戸籍の性別変更を申し立てていた本県在住の三十代女性に対し、同家裁は七日までに、申し立てを認める決定をした。県内では初めて。
 決定によると、女性は思春期を迎えた中学生のころから、肉体的性(女性)に従って生きていくことに強い違和感があり、極めて深刻な苦悩を感じてきた。

 二十歳代前半で性同一性障害と診断され、ホルモン剤や外科的治療を継続。今年、埼玉医科大学病院で性別適合手術を受けた。独身で子どもはなく、男性として働いている。

http://www.shimotsuke.co.jp/hensyu/news/050608/news_13.html