室井佑月氏がLGBTを隠す人たちに独自の意見「笑い話にできる」

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室井佑月氏がLGBTを隠す人たちに独自の意見「笑い話にできる」


6日放送の「あさイチ」(NHK総合)で、室井佑月氏がLGBTの人たちに対して、性的指向を笑い話にすることは可能だと主張する場面があった。

LGBTとは、レズビアン(Lesbian)、ゲイ(Gay)、バイセクシュアル(Bisexual)、そして性同一性障害を含むトランスジェンダー(Transgender)の人々を総称する言葉である。電通ダイバーシティ・ラボの調査によると、日本においては13人に1人の割合でLGBTの人がいるという。

この日の番組では、ゲイの松中権さんと松岡宗嗣さん、レズビアンの室井舞花さん、トランスジェンダー杉山文野さんの4人がスタジオに登場し、自らの体験談を語っていた。

松中さんは番組後半、ほとんどのLGBTの人はその事実を公表しないため、飲み会で同性愛が面白おかしくネタにされた場合、気持ち悪かったり、悔しがったりすることがあると語った。松中さん自身もそうしたとき、乗っかりたくないネタで笑わざるを得なかったそうで、「自分を否定されたような気持ちになった」と告白している。

松中さんは自身の経験を踏まえて、LGBTに理解ある人がそこで「そんなこと言っちゃいけないよ。いろんな人がいて当たり前じゃない」と言ってくれるだけで、安心した場が作れると主張していた。ところが、室井氏は「自分の話で(周囲を)面白くできれば一番いいよね!」と声を上げる。

室井氏はその直後、「『気を遣わないといけない』って思うとちょっと面倒くさいのよね」と切り出し、自身や有働由美子アナウンサーが独身ネタを笑い話にすることを引き合いに出した。

室井氏の意見に対して、松岡さんは「(笑いに)できる人はいいんですけど、やっぱりできない人たちが『死にたい』とか『辛い』とか思っちゃう」と語り、杉山さんも「子供たちなんかはそれが言えなくて、なかなか笑いには変えることはできないですね」と説明し始める。

こうした主張を聞きつつ、室井氏は最後に「でも、腫れ物に触るような感じになったらイヤでしょう?」とコメントしていた。