戦国時代、サムライは男らしく、戦をしたり、衆道に励んだりしたが。
泰平の世になり、サムライはすっかり軟弱化し、その代わりヤクザがサムライの継承者になったと。
だから、日本人は、ヤクザを心のどこかで尊敬していると。
そんな感じの話で面白かった。
興味深かったのは、国会議員だった旭道山の発言 140 - 衆 - 予算委員会第四分科会 - 1号
平成09年03月03日
>それと、小泉大臣、本会議でいろいろと、私からしてみれば、あのぐらいの根性であのぐらいの任侠道でやってもらって本当にうれしかったです。小泉大臣は自分の信念を貫いて一生懸命やると思いますので、その強い信念でまたこの改革をよろしくお願いします。
すなわち、相撲取りになって「任侠道」はほめ言葉で、そういわれて、小泉さんも喜ぶ、という構図。
- 作者: 氏家幹人
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