ESTOイベント

★この事業は、厚生労働省 平成21年度自殺対策先駆事業の補助金により開催いたします

性的少数者の自殺防止のための自尊感情向上プロジェクトと実態調査事業のご案内】

「あなたは一人ではない」、誰にも話せない想いを抱えている人へ
伝えたい言葉を贈る場が欲しい、そんな願いから生まれたプロジェクトです。
嘘をつかなくてもいい、隠さなくてもいい、諦めていた希望や言えないままの疑問を、
安心して話せる場へのご参加をお待ちしています。
一人で悩み、苦しまないで、一歩だけ踏み出してみませんか?

自尊感情向上プロジェクト『Bridge of Heart』(全3回)」
日時:2009年11月7日(土),11月28日(土),12月26日(土)
   13:30〜17:30(受付 13:00〜)
主催 性と人権ネットワーク ESTO
参加費:無料
定員:20名
会場:レンタルスペース「ニューサントス」(秋田市内)
※詳しい会場案内は、参加者にお知らせいたします
※11/7、11/28、12/26の連続参加も可能です

<参加対象者>
性的少数者(ゲイ、レズビアンバイセクシュアル、
アセクシュアル性同一性障害トランスジェンダー
性分化疾患インターセックスなど)の当事者とご家族や友人、
ESTOの支援者、性的少数者にフレンドリーな医療・教育等の専門家

<タイムスケジュール>
受付 13:00〜
テーマのお話 13:30〜14:30
休憩 14:30〜15:00
フリートーク 15:00〜17:30

■第1回 2009年11月7日(土)午後
「嘘のない自分で家族や友人と共に生きる」
話し手:大江千束さん(LOUD代表)
レズビアン。1995年にオープンしたレズビアンバイセクシュアル
女性のためのコミュニティLOUDの代表として、セクシュアルマイノリ
ティーズのサポートを続けています。
『同性愛って何?』、『10代からのセイファーセックス入門』、
『多様な「性」が分かる本』、『にじ』などに執筆や寄稿。
http://www.space-loud.org/loud/
申込〆切 11/4(水)24:00まで

■第2回 2009年11月28日(土)午後
「私の性別を決めるもの」
話し手:高井叡空さん(空庵 尼僧)
◎AIS(アンドロゲン不応症)。DNAは男性型だが、身体は女性型。
女性として結婚をして、今年で70才を迎えました。
1939年、京都府の生まれ。詩、演劇、絵本、水商売、コンテンポ
ラリーアート(現代芸術)の世界を経て、56歳で尼僧になり、
現在、神奈川で庵「空庵」を開いています。
『天台ウーマンという生き方─おんなたちのスロー・ライフ』
○お経の出前、お元気慰問/高井 叡空
http://www.hakubasha.co.jp/buddhism/tenndai-woman.html
申込〆切 11/25(水)24:00まで

■第3回 2009年12月26日(土)午後
「セクシュアル・マイノリティのメンタルヘルス
話し手:平田俊明さん(AGP共同代表)
AGPというLGBのサポート団体で活動をしています。一昨年より
セクシュアル・マイノリティー・フレンドリーな東京都内の診療所で
臨床心理士として働いています。ゲイの当事者です。
AGP(同性愛者医療・福祉・教育・カウンセリング専門家会議)
http://www.agp-online.jp/AGP_ON_LINE/hajimeni.html
申込〆切 12/23(水)24:00まで

性的少数者の自殺・鬱病予防の啓発パンフレットのための
アンケート調査(少額の謝礼あり)を行いますので、ご協力を
よろしくお願いいたします。

◆終了後は、懇親会(18:30〜20:30)を開きます。
参加年齢は問いませんが、未成年者の飲酒と喫煙は禁止厳守です。
参加費は、ソフトドリンク飲み放題&軽食 1,500円
アルコール飲み放題&軽食 2,000円

◆お申込&お問合せはこちらまで
下記の項目を明記して、◎を@に変えて送信してください
E-MAIL esto◎estonet.info まで

<申込事項>
[1] ESTO会員&過去に参加された方
1)お名前(通称名OK)
2)E-MAIL
3)TEL(緊急時の連絡用)
4)同行者の名前と人数(可能なら携帯、E-MAILも)
5)参加希望日(11/7、11/28、12/26から選択)
6)懇親会の参欠
*携帯、E-MAILの変更は必ずお知らせ下さいね!

[2] 新規参加者
1)お名前(通称名OK)
2)E-MAIL
3)TEL(会場を電話かメールでお知らせします)
4)セクシュアリティや参加理由
5)年齢(ユースのみ申告)
6)同行者の名前と人数(可能なら携帯、E-MAILも)
5)参加希望日(11/7、11/28、12/26から選択)
6)懇親会の参欠

【プロジェクト開催の趣旨】
 
◎ESTOは、「明日、生きていて良かったと言うために」を目標に、
秋田県で1998年に活動を開始しました。
発足時より性的少数者からの自殺企図や鬱病の悩みが寄せられきましたが、
12年目となっても、まだまだの活動が周知不足であり、特に同性愛に対する
啓発活動が不足しているため支援情報が届いていません。
秋田県内に当事者団体があり、支える場があることを知っていただく
ことで、いざというときの相談先として利用してもらえると幸いです。
また、県内の精神科と当事者へのアンケートにより、性や性別に悩みを
抱える人々の自殺企図や鬱病につながる実態と現状を把握し、調査結果
から社会啓発につながるパンフレットを作成することも目的としています。

◎一般的にセクシュアリティジェンダーへの「無知」、
社会啓発が少ないことによる「無関心」、メディアの中だけが
特殊であって地域社会には関わりがないと考える「無視」 による
性的少数者に対する差別や偏見の意識が根強くあります。
生き難さを強く感じる環境で育ち、周囲に悩みを打ち明けられない
まま思春期を過ごし、自分の気持を偽らざるを得ないことから
鬱病の発症や自暴自棄な行動に陥りやすいため、原因が不明と
なっている自殺者の中には、性や性別の悩み故に自死を選ぶ人も
多いのではと思われます。
社会的に活躍している当事者から話を聞き、安全な場で悩みを
打ち明ける機会を得ることで、絶望感を軽減し、欝病や自殺に
つながる行動の防止に繋げることを目的に、参加者が自由に
話せる空間を重視したプロジェクトを開催いたします。

<お申込&お問合わせはこちらまで>

性と人権ネットワーク ESTO
〒010-8691 郵便事業(株)秋田支局私書箱32号
新E-MAIL este◎estonet.info
◎を@に変えて送信してください
WEB http://akita.cool.ne.jp/esto/
携帯サイト http://hp.kutikomi.net/esto/