津田梅子

「津田梅子」拝読。
あらためて、津田梅子の人生に感服。
6才より11年間アメリカに留学し、帰国。
帰国時には英語しかしゃべれず、中身もほぼアメリカ人。
しかし、日本では日本人として生きて行かねばならず。
また、仕事もろくに与えられず、放置プレイ。
だが、そこから自分で人生を切り開き、津田塾設立。


帰国後まもなく、アメリカのホストファミリーから、伝記の申し出があっても、
>私はまだ何もしていない、ただ変わった体験をしただけの小娘です。書くに値することなどまだ何もしていません。
と断るあたりも実にかっこいい。


津田塾大学の入学試験を受けたくなった。

津田梅子 (Century Books―人と思想)

津田梅子 (Century Books―人と思想)