Green,Colemanとの討論点。

いよいよ、今週土曜日にはセミナー「性の多様性と性科学」があるが。
GreenとColemanの講演以外に、その後の討論というものがある。
今のところ、
Colemanに対して
「保守的な価値観の政治権力から叩かれる事なく、いかに性教育を推進するか」
「生命・生殖の尊重と性の多様性の尊重を矛盾なく教育するにはどうすべきか」
「transgender、日本では医療モデルが優勢であるが」
「transgenderの権利とその家族の権利が衝突するときは?」
Greenに対しては
「播磨の小学生のケース」
「日本では若いFTMが非常に増加しているが」
などを討論点として考えていますが。


ほかに質問や、こんなことを聞いてほしいとあれば、今のうちに教えてください。(当日の会場からの質問うけつけは微妙かも)


以下告知貼り付け再掲。

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  財団法人 日本性教育協会(JASE)からのお知らせ
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●関西性教育研修セミナー2007年度【特別企画】は今週末です。
 参加申込済の皆様、お忘れなく!
 迷っている皆様、まだ大丈夫です。ご参加お待ち申しあげております。


┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 2008.03.15開催 ━┓

  JASE関西性教育研修セミナー2007年度【特別企画】

              性 の 多 様 性 と 性 科 学

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20世紀から21世紀へ,世界の性科学を牽引し続ける二人の研究者が来日します.      
「性の多様性」をめぐる性科学研究はこれまで何を明らかにし,これからどこへ向かうのか,また次世代へのメッセージとは何か…
 GID(性同一性障害)学会理事の針間克己氏(精神科医)を指定討論者に迎え,活発な議論が期待される今回の特別企画をお見逃しなく!
              
              コーディネーター 東優子(大阪府立大学人間社会学部)


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【演題と講師紹介】

■「トランスセクシュアリズムに与える自然と養育の影響」
●リチャード・グリーン氏(RICHARD GREEN)

米国ジョンズ・ホプキンス大学で医学博士号、エール大学で法学博士号を取得.
Archives of Sexual Behaviorの編集長(1971創刊〜2001),International Academy of Sex Research初代会長,ハリー・ベンジャミン国際性別違和協会(現・世界トランスジェンダー・ヘルス専門家協会)会長など,主要な学会の会長を務めてきた。彼の論文はハリー・ベンジャミン著の古典『トランスセクシュアル現象』に収録されており、ロバート・ストーラーにも師事した経歴をもつ。1969年にジョン・マネーとの共著でトランスセクシュアリズムに関する初の学際的教科書を世に出す。米国精神神経学会の刊行する精神疾患の診断基準であるD M S から「同性愛」を外すことに尽力するなど,長年の性研究の功績が称えられて,2006年にマグヌス・ヒルシュフェルト賞が授与された.英国インペリアルカレッジ医学部名誉教授(心理医学),米国カルフォルニア大学ロサンゼルス校名誉教授(精神医学)

■「性の多様性をどう教えるか」
●イーライ・コールマン氏(ELI COLEMAN)

ミネソタ大学医学部教授(心理学博士)/ヒューマンセクシュアリティ・プログラムディレクター.世界性科学学会(現・世界セクシュアル・ヘルス学会)会長,ハリー・ベンジャミン国際性別違和協会(現・世界トランスジェンダー・ヘルス専門家協会)会長などの他,様々な学術雑誌(International Journal of Sexual Healthなど)の編集長などを兼務.近年はとくに「性の健康」をキーワードに国際的諸機関との協働関係の構築に尽力し.その成果のひとつが『セクシュアルヘルスの推進(Promotion of Sexual Health)』(WHO・PAHO/ WAS, 2000)の刊行(翻訳版は(財)日本性教育協会で購入可).心理学とヒューマン・セクシュアリティに関する顕著な業績が称えられ,2001年にアルフレッド・E.・キンゼー賞,2002年に米国・公衆衛生局長官よりExemplary Service Awardを授与された.

●針間克己氏(指定討論者)
1990年東京大学医学部医学科卒業,東大病院精神神経科入局 .
1996年東京大学医学部大学院博士課程修了,医学博士号取得 .
東京家庭裁判所医務室技官を経て,精神医学研究所附属東京武蔵野病院勤務.
日本性科学会幹事長,G I D(性同一性障害)学会理事,日本精神神経学会
性同一性障害委員会委員.
著書に『性非行少年の心理療法』,共著に『性同一性障害って何?』など.

●辰巳桂子(会議通訳)
大阪女学院大学非常勤講師 .
University of Chicago, Graduate School of BusinessでMBA取得.
神戸女学院大学英文研究科通訳コースでMA取得.
東北大学大学院医学系研究科博士課程に在籍中(社会人).

●東 優子(コーディネーター)
大阪府立大学人間社会学部准教授.(財)日本性教育協会評議員
G I D(性同一性障害)学会理事.
近著(共著)に『揺らぐ性・変わる医療 ケアとセクシュアリティを読み直す―健康
ジェンダー4』(明石書店, 2007).

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【予定されているプログラム】
    11:00〜 開催挨拶
    11:10〜 講演1 リチャード・グリーン氏
    12:40〜 昼休み
    13:30〜 講演1に関する指定討論および質疑応答
    14:10〜 コーヒーブレイク
    14:30〜 講演2 イーライ・コールマン氏
    16:00〜 コーヒーブレイク
    16:10〜 講演2に関する指定討論および質疑応答
    16:30〜 主催者(JASE事務局)挨拶・閉会

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●日 時    2008年3月15日(土)  A.M. 11:00 〜 P.M. 16:30
●参加費   1,000円 (当日受付でお支払いください)
  ●場 所    関西学院大学・大阪梅田キャンパス
           K.G.ハブスクエア大阪 1405教室
          大阪市北区茶屋町19-19 アプローズタワー14階
           TEL 06-6485-5611   FAX (06)6485-5612
           ※場所の問い合わせのみ
           JR大阪駅 御堂筋出口から10分
           地 下 鉄 御堂筋線中津駅出口から4分
                   阪急梅田駅茶屋町出口から6分 
  ●会場地図  http://www.kwansei.ac.jp/kg_hub/access/
●申込方法  下記の内容を記載し,メール,FAX,ハガキのいずれかでお申し込み下さい.
           受講料(1,000円)は当日受付でお支払いいただきますが,領収書が必要な場合は事前にお知らせください.
           氏名  所属先(職種等) 
           連絡先(住所・電話番号) 領収書の有無

  ●申込先  (財)日本性教育協会 関西性教育セミナー2007事務局
          〒112-0002東京都文京区小石川2-3-23 春日尚学ビルB1
          E-mail: info@jase.or.jp  FAX:(03) 5800-0478  

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◆お問い合わせ◆
●申込については  (財)日本性教育協会 TEL (03) 6801-9307
●内容については 大阪府立大学人間社会学部東研究室 TEL(072)254-9793