「人見絹枝は男」説の真贋

新潮45、11月号。
http://www.shinchosha.co.jp/shincho45/


性同一性障害と私 宮杜憲
とか、興味深い記事が続くが。


特に興味深いのは。
P34〜36の
アムステルダム五輪メダリスト「人見絹枝は男」説の真贋
という記事。


人見絹枝男性説というのがあったそうだ。


>「人見さんは男性か、女性か、或いは中性か、これは永い間彼女の夥しいファン達の上に投げかけられてあった謎だ」(「婦人画報」昭和六年七月号)
 このように当時のゴシップ記事などにはずいぶん書きたてられた。


これについて医師富家孝氏は以下のようにコメントしている。


>「人見絹枝は人目で女だと分かる。上腕二頭筋三角筋を見れば明らかだ。


とはいえ、気になるので、ネットで画像を検索。
すると
http://www.pal.pref.okayama.jp/avl/vod/
の一番下に、動画ファイル映像発見。
mms://stcon.pal.pref.okayama.jp/vod/kyodo/500k-19-hitomi.wmv


出だしのスクール水着風体操服は少々衝撃的だが。
人見絹枝の姿がよくわかる。
確かに議論を呼ぶ外貌かもしれない。


基本的には
・ 人の性別をとやかくいうことは失礼なこと。
・ 時代的に、女性が陸上をやるという、性役割越境が、うわさの元。


ではあるが。
それでも気になる話ではあった。