スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐を、昨日やっと鑑賞。
スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐 (ソニー・マガジンズ文庫―Lucas books)
- 作者: マシューストーヴァー,ジョージルーカス,Matthew Stover,富永和子
- 出版社/メーカー: ソニーマガジンズ
- 発売日: 2005/06
- メディア: 文庫
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映像、アクション、共にすばらしく、期待通りの傑作だが。
アミダラ女王が、だめ女になっていたのは残念。
エピソード1では、美しく、機転が利き、行動力もあったすばらしい女性だったのに。
今回は、なんかおろおろするだけの馬鹿ぶり。
バリバリのキャリアウーマンも、恋してしまえば、愚かになるみたいな、悪しきジェンダーステレオタイプというか。
あるいは、DV夫、アナキンと結婚したがゆえに、共依存に堕ちていったというべきか。
何とかならなかったものか。
あと、スターウォーズシリーズは、登場人物と演じる役者がだんだん年取っていって、その人生の各ステージを定点観測して行くわけだが、なんか日本にも似た話しあったな、と思ったら、「北の国から」だった。
そうして考えると、「アナキン」と「純」はかなり似ている。
起承転結を見ると。
起
北海道の大自然で暮らす純。
大宇宙の中で暮らすアナキン。
承
母親と死に別れ、繊細で傷つきやすい純/アナキンの心に影をおとす。
そんな純/アナキンも、都会の中でだんだん大人になっていく。
転
そして、ある日セックスを覚えた純/アナキン。
相手を妊娠させるが、適切に行動が取れず、葛藤を生み出す。
結
そして
「僕は汚れてしまいました」純
「ダークサイドに落ちた」アナキン。
ついでにいえば、田中邦衛はヨーダのようだ。
2人とも、人生に大切な奥深いせりふをいろいろ言うのだが、実際にはちっとも役立たない。
まあ、人生じたばたしたところで、なるようにしかならん、というか。