★性同一性障害を広く認知してもらおう!企画★

以下イベントあるそうです。



>お友達のあけみさんから許可をいただきましたのでお知らせします。


性同一性障害を広く認知してもらおう!企画★
が行われます。 


とき:10月31日〜11月6日


場所:新宿駅伊勢丹に向かう地下街(サブナード口)
向かって右横壁面にポスター展示。 


性同一性障害を描いたミステリ小説「双頭の性」を書いた作家の高橋一紀さんが
呼びかけたものです。
博報堂のデザイナー、コピーライター、及び有名写真家ともお仲間達がボランテ
ィアにてお手伝いしています。


5名の性同一性障害者が出演されます。


是非、都内ご在住の方は期間中に足をお運びください。


是非、「双頭の性」をご一読いただき、ご理解賜れば幸いです。


http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4797497645/dietexperienc-22/249-7513877-8784351?creative=1615&camp=243&link_code=as1

レオナルド・駄本チ

ダ・ヴィンチ関連本3冊。

「モナ・リザ」ミステリー

「モナ・リザ」ミステリー

帯に仰々しく、「ダ・ヴィンチ性同一性障害だった?!」と書いているが。


美術家らしい、流麗で美しい文章なのだが。
なんか、
「幼児期、母親と別れて、それがPTSDとなり、扁桃体の障害となり、ホモセクシュアルになる」
みたいな、中途半端な医学知識が混じる辺りは少々痛い。


で、モナリザダ・ヴィンチ自画像説がしばらく続く。
肝心の「ダ・ヴィンチ性同一性障害だった?!」に関しては、
最後から4ページの120ページになってようやく、


>卒然と私の脳裏に閃いたのは、最近にわかにその存在が知られてきた、不可解なるセクシ
ュアリティの特異な病気−「性同一性障害」(トランスジェンダー)という言葉であった。私自身、この言葉が浮かんだときは、まさか、という思いがあった。


とちょろっと論じておしまい。。
まあ、そんなに力を入れて大げさな文章書かなくても、と思うが。


とはいうものの、エッセイとしてはなかなか面白い本。


モナ・リザは高脂血症だった―肖像画29枚のカルテ (新潮新書)

モナ・リザは高脂血症だった―肖像画29枚のカルテ (新潮新書)

モナ・リザの左の目頭にある黄色いしこりは、眼瞼黄色腫だろう、という推測から、モナ・リザのモデルの女性は高脂血症だった、と推論。
ただ、若い女性が高脂血症になっているので、家族性高コレステロール血症を疑ってる。


高脂血症だとしたら、年老いた、ダ・ヴィンチ自身が、そうだったと考えるとつじつまが合うが。


天才はなぜ生まれるか

天才はなぜ生まれるか

鏡文字を書いたこと、語学の才能がなかったことより、学習障害と結論付ける。


まあ、わたし自身、学習障害説に反対ではないが。
木を見て、森を見ずというか。
単なる個別症状レベルの指摘をしているだけで、そのような学習障害が、人間ダ・ヴィンチの形成にどのような働きをしたか、あるいは芸術作品にどのような影響を与えたか、トータルに論じて欲しい。
非常に表面的な指摘という感じ。
著者略歴みたら、サルの研究者で、人間見たことなさそうなので仕方ないけど。