女子フィギア、銀メダルのメドベージェワの「アンナ・カレーニナ」が素晴らしかった。
出だし、恋の予感か、明るく始まる。
そして、イケメン将校に出会い、踊りに誘われたのだろう。
舞踏会のシーン。
そのあとは恋愛の喜び、躍動。
しかし後半は一転し。
人妻不倫のかなわぬ恋。
葛藤から苦悩へ。
途中、マリオネットのような動き。
自由がなく、私は夫に支配される操り人形。
最後、汽笛。
そして、静寂、停止。
絶望からの汽車飛込自死。
という感じで、アンナ・カレーニナの半生を見事に演じていた。
実に素晴らしい。
