トルストイつながりでリリー・ジェームズ映画もまとめてみた。
リリー・ジェームズは、顔はそれほどでもないが、シルエットや動作の美しさは、まさにプリンセス。
「戦争と平和」
実に面白かった。
ナポレオンのロシア遠征はナポレオン側の視点しかなかったが。
ロシアから見たら、それは大変。
無敵のナポレオンが攻めてくる。
モスクワの家を燃やして疎開しなければいけなくて・・
原作、読むのは大変だろうけど。本質的にはシンプル。
主人公のオタクのピエール(ロシア人なのにフランス語読み、トルストイの投影)が、恋敵のイケメンや軍人たちが滅びていく中、美女のナターシャと結ばれめでたし。

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「戦争と平和」
こちらはヘップバーンがナターシャ役。
これはこれで面白いが、彼女が演じる女性はいつもワンパターンな感じ。
当時の理想女性像?
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「シンデレラ」
印象的なのが「私はシンデレラ」と名乗る場面。
「灰かぶりのエラ」という、いじめの呼ばれ方として、「シンデレラ」が使われていたのに、自分で名乗った瞬間。それは誇り高い名称と変わる。
まるで、ゲイやクイアのように、蔑称からプライドを伴う自称概念へとパラダイム変換が起きるのである。
さらに言えば、王子がシンデレラを探しだしたわけではなく、シンデレラが自分を「灰かぶり」のシンデレラと認められたからこそ、インビジブルからビジブルな存在となったのである。
まあ、末永く、お大事に。

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「高慢と偏見とゾンビ」
面白かった。
リリー・ジェームズのアクションシーンが実に美しい。
バレエのように敵を倒す。
ゾンビものだが、基本的にはお姫様物で、めでたしめでたし。
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