第111回日本精神神経学会学術総会

ばてばてだが大阪に。
http://www.congre.co.jp/jspn111/index.html
午前中、時間があったので、ICD11についての講演に。
インド人英語でちょっとわかりにくかったが。


やはり、精神疾患からははずれて
「connditions related to sexual health」の中に、「gender incongruence」がはいる。
「conditions」を使っており、病理的意味はかなり薄い。
また、はじめて知ったのだが、「connditions related to sexual health」の中には、gernder incongruence、sexual dysfunctionsのほかに「change of male genitalia」「change of female getnitalia」的なもの(スライド一瞬で名称は不正確)がはいるとのこと。
質問で「性分化疾患の一部が含まれるということか」と聞いたら、そうだといっていた。
インターセックスの脱病理化の一歩、という意味があるのだろう。


ワークショップ。
14. 精神医学とセクシュアリティ ―その理解と支援に向けて―
結構、人がいて一安心。
議論も盛り上がってよかったのだが、質問はパラフィリアに偏ってしまった。
パラフィリアは「ICD-11では、フェティシズム、服装倒錯フェティシズムマゾヒズムはリストから外れる。脱病理の波はそこまで押し寄せている」ということが言いたくて話したのだが、かえって混乱を招いたかもしれない。
LGBT限定のほうが良かったかも。


まあ、講演、炎の3連投、無事に終わってよかった。
ちょっと肩が痛むが。