第7回GID(性同一性障害)研究会 プログラム・抄録集
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1. 性同一性障害とエストロゲン受容体α、β遺伝子の関連解析
○大谷恭平1)、氏家寛1)、佐藤俊樹1)、中塚幹也2)、佐々木愛子2)
田中有史1)、太田順一郎1)、岡部伸幸1)、黒田重利1)
1)岡山大学大学院医歯学総合研究科精神神経病態学
2)岡山大学大学院医歯学総合研究科産科婦人科学
>149名(FTM108名、MTF41名)、及びボランティアからなる健常者214名(生物学的性;女性108名、男性106名)の末梢血から得られたゲノムとのケースコントロール解析を行った。両者の遺伝子型およびアレル頻度に有意差は見られず、我々の行った実験からはエストロゲン受容体と性同一性障害との関連は低いと考えられた。