性同一性障害の男性、市議選に=人権・福祉の充実訴え−三重・四日市

時事通信
2007/04/15-11:37 性同一性障害の男性、市議選に=人権・福祉の充実訴え−三重・四日市
 15日告示された三重県四日市市議選(22日投開票)に、性同一性障害を持つ社民党新人で自営業の小路ゆかり氏(43)が、戸籍上の「男性」とは異なる「女性」として届け出、受理された。選挙では「人権や福祉の充実などを訴えたい」としている。
 小路氏は2002年に性同一性障害と診断され、仕事の傍ら障害への理解を求める講演活動などを続けてきた。今回の立候補は、落選した04年11月の同市議補選に続き2度目の挑戦。
 一方、15日告示された東京都世田谷区議選には、前回選挙に性同一性障害を公表した上で挑み初当選した上川あや氏(39)が、再選を目指し立候補を届け出た。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2007041500057