「明治維新という過ち―日本を滅ぼした吉田松陰と長州テロリスト 」拝読。
吉田松陰→山県有朋→日本陸軍→第二次大戦
と言う流れで批判をしているのはなるほどと思ったが。
著者は祖母から武士としての教育をされたのが心の支えのようで。
武士の生き方をやたらと称え、奇兵隊は平民だから・・・と言った論調はどうかと思った。
- 作者: 原田伊織
- 出版社/メーカー: 毎日ワンズ
- 発売日: 2015/01/14
- メディア: 単行本
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著者はフランス人で、現在ヨーロッパをドイツが支配している事への批判。
日本ではドイツは「ナチスをしっかり反省し、いまでは近隣諸国と仲良くやって、EUのリーダー。すばらしい。」
と言うイメージだが、隣国フランスでは嫌っている人もいるんだな。
ただ、文春からでていて、出版にあたって、なんかキャンペーン的背景があるのかな・・
「ドイツ帝国」が世界を破滅させる 日本人への警告 (文春新書)