なぜブルーボーイというか

なぜブルーボーイというか。

 

1963年の末、フランスのショー・クラブ「カルーゼル」が来日し、「ブルーボーイ」ブームが日本で起きて、というのは三橋さんの一連の調査もありよく知られている。

https://junko-archive1.seesaa.net/article/2020-07-24-7.html

 

では、なぜ、カルーゼルのダンサーたちはブルーボーイと名乗ったのか。

 

どうやら元祖「ブルーボーイ」があるようだ。

1770年頃、トーマス・ゲインズバラという画家が「blue boy」という全身肖像画を描く。

 

日本語で「青衣の少年」

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9D%92%E8%A1%A3%E3%81%AE%E5%B0%91%E5%B9%B4

日本語wikiに記載はないが、英語wikiによれば。

The Blue Boy - Wikipedia

その後、この絵画は人気キャラとなり、19世紀末頃より、少年少女がまねしてコスプレするようになる。

1935年には、超有名女優シャーリーテンプルが(7歳の時?)、映画でブルーボーイを演ずる。

そういった流れの中、1950年代末頃より、絵画ブルーボーイは、女性的男性や、ゲイ男性と結びついたものとなる。

 

という感じです。

すなわち、カルーゼル一行が来日した1963年は、絵画「ブルーボーイ」が、女性的男性やゲイ男性のアイコンとなっていた時代で、それをカルーゼル一行がキャッチコピーとして採用し、日本でも使った、という流れではなかろうか。

 

まあ推測ですが。