同性婚実現の方法論的困難さ

まあ、あらためて考えると同性婚実現は難しいものがある。
保守派の反対、といった問題だけでなく。
運動する側の方法論的問題として。


保守派に対抗するにはリベラルな人の協力が不可欠だが。


主に2つの立場がある。
1.憲法解釈上、可能とする立場。
「両性」を男性と女性という意味に限定せず、「男性と男性」、「女性と女性」でもよいという解釈をする。
だが、これはちょっと恣意的解釈だろ、という批判がある。
憲法の恣意的解釈は、リベラルな人は多くは好まない、


2.改憲を目指す立場。
「両性」の文言を「両者」などに変更すればという、立場。
だが、改憲は、リベラルな人は多くは好まない。


というわけで、どっちの方法も、リベラルの多数の支持が得られにくいという問題がある。


だから、総論賛成でも、具体的方法論になると、意見がそう簡単にはまとまらない。