確かに「クラスに必ず1人いる」というのは、数学的に正しくないな、と思い計算してみた。
32人に1人がセクマイで、クラスが32人だとする。
確かに、期待値は1人だが。
一人の子供がセクマイでない確率が31/32なので。
クラス全体の子供がセクマイでない確率は31/32の32乗。すなわち0.362。
よって、セクマイのいる確率は1−0.362で0.638.
クラスが40人とすると、同様の計算で、0.719となる。
ざっくり7割の確率となる。
2クラスだと0.9(1−0.3の二乗)
一学年4クラスだとすると、いる確率は約0.99.(1−0.1の二乗)
同様に学校が16クラスだとすると、いる確率は約0.99999999.(1−1/1億)
たぶんこの計算であっている。
まとめると、
「セクシュアル・マイノリティの子供は、クラスに70%、学年に99%、学校に99.999999%の確率でいます。」
こっちの方が「クラスに必ず1人いる」というより迫力がある気がする。