AIDで生まれるということ 精子提供で生まれた子どもたちの声

「AIDで生まれるということ 精子提供で生まれた子どもたちの声 」拝読。
AIDで生まれた子供の、手記と座談会。


どの人もAIDをほぼ全否定しているのに驚いた。
遺伝上の父が分からないことや、AIDで生まれたことを隠されて育つことは、親子関係や,identityに深刻な影響を与えるようだ。


イカップルから、精子をもらい、子供を育てるレズビアンカップルの場合は、子供は父親の存在もしっているし、偽り隠し事がない点はよい、とも述べていた。
ただ、FTMと妻のカップルの場合、遺伝的父親が身近にいると、FTM父は、父親identityが揺らぐだろうなと思った。


もはや、他人事でなく、現実的臨床課題なので、大変悩ましい。

AIDで生まれるということ 精子提供で生まれた子どもたちの声

AIDで生まれるということ 精子提供で生まれた子どもたちの声