DSM5、東アジアの性欲低下は罪の意識が原因???

DSM5、男性の性欲低下障害のところを読んでいたら、こんな記述があった。


「東アジアの男性、女性では、高率に低性欲のものがいた。このような東アジア民族と性欲の関連には、セックスへの罪悪感(guilt about sex)が介在している可能性がある。」


日本などでセックスレスが多いことに関する記載だと思うが。
婉曲的表現を用いてはいるが、罪悪感に結び付けているのは唐突。
欧米キリスト教社会のほうがセックスと罪悪感との結びつきは強いと思うが。
この辺の英語論文は乏しいので。誰かがたまたま書いた妄想的解釈を採用したのか・・・


いずれにせよ、こういった文系的ロマンチックな文章をエビデンス主義のDSMに載せるのは、いかがなものか。