原発事故はメード・イン・ジャパン 日本語版にも明記へ

黒川清先生には学生時代、腎臓について習った記憶がある。
エネルギッシュでハンサムな先生だった。
当時から「日本の医学教育は遅れている。アメリカ式でないと。」と主張していたように思う。


その後偉くなられたが。
今度の事故報告書英語版の「この原発事故はメード・イン・ジャパンだった」というのには、
「相変わらず日本卑下のアメリカ好きだな」と思った。


アメリカやソ連原発事故が起きたとき、「あれは、アメリカ人やソ連人がばかだから起きた事故で、優秀な日本人では起きない」と事故当時、言われていた。
今度の黒川先生の主張はその逆バージョンに過ぎない。


原発事故原因を事故をおこした国の国民性に帰するのは愚かなことだと思うが、日本卑下主義者の黒川先生には通じないのだろう。


愛国者の私は残念なのであった。


http://www.slideshare.net/naiic/naiic-report-hires-13550724
9枚目


朝日新聞24.7.7.
http://www.asahi.com/politics/update/0707/TKY201207070003.html
原発事故はメード・イン・ジャパン 日本語版にも明記へ
東京電力福島第一原発事故の最終報告をまとめた国会事故調査委員会黒川清委員長は6日、日本外国特派員協会で会見し、報告書の英語版に自らが寄せた序文にある「この原発事故はメード・イン・ジャパンだった」との表現を、日本語版の序文にも明記する考えを明らかにした。日本語版が「より慎重な批評になっている」と海外のメディアに指摘されていた。

 報告書は全部で約650ページ。黒川委員長が自ら執筆した序文を含む要約版を英訳した計99ページ分が、事故調のホームページに掲載された。

 だが、序文は英語版と日本語版で内容が異なる。英語版は、事故の根本原因が日本人に染みついた慣習や文化にあると批判。権威を疑問視しない、反射的な従順性、集団主義、島国的閉鎖性などを挙げ、「事故はメード・イン・ジャパンだったことを痛切に認めなければいけない」とした。