性同一性障害、現状知ろう 来月宇都宮で講演会

下野新聞
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/local/news/20111121/663762
性同一性障害、現状知ろう 来月宇都宮で講演会
(11月21日 朝刊)
 性同一性障害を持つ人や家族らでつくる県内の自助団体「S−PEC(エス・ペック)」(佐藤さえ子代表)は12月3日、宇都宮市元今泉5丁目の市民活動サポートセンターで同障害への理解を深める講演会「セクシュアルマイノリティーと学校・社会」を開く。

 講師は、当事者の子どもたちに寄り添い、その苦悩を代弁、発信してきた元東京都立高養護教諭高橋裕子さん。テレビドラマ「3年B組金八先生」で、同障害をめぐる学校現場を描く際のモデルになった人物だ。

 佐藤代表は「性同一性障害は社会的に知られてきたが、学校関係者からは戸惑いの声が寄せられ、生きにくさで不登校になる子どももいる。高橋先生の話を通じて、多くの人と一緒に問題を考えていきたい」と参加を呼び掛けている。

 午後1時45分から同4時まで。参加費500円。定員30人で先着順。12月1日締め切り。(問)佐藤代表電話090・4540・9529または加藤加奈子さん電話080・1025・5576。