アスペルガーと性欲嫌悪

アスペルガーの男性における「性別違和」では、よく聞くと「性欲嫌悪」が多い気がする。
すなわち、男性役割や男性身体がいやというよりも、
「勝手にむらむらしてくる性欲が気持ち悪く、勃起や射精も気持ち悪い」
というものである。
性別違和では、非勃起時のペニスにも嫌悪感がある場合が多いが、性欲嫌悪では、非勃起時のペニスはそんなに気にならない。


アスペルガーにおいて、性欲嫌悪があるのは、アスペルガーをスーパー理系脳とするならば、性欲の非合理性にあるのだと思う。
つまり、非言語的コミュニケーションの理解が不得手なのと同様に、理系的合理性では理解困難な、性欲の勝手なムラムラ感が、不快なのだと思う。