そうして考えると、性同一性障害の出現率に与える社会的要因は、
1.男女の性役割のきつさ・ゆるさ
男性、女性の性役割がきついほど性別違和を感じやすい。
2.性別移行の難易度
性別移行への社会的理解があり、医学的アクセスが容易だと、性転換願望を表明しやすくなる。
の2要素だと思う。
アメリカでは、性役割が緩いので違和を感じにくい。
日本では、性役割がきついいっぽう、女から男への移行は比較的容易なのでFTMが多い。
MTFはパスの問題があるため、移行はそれほど容易でなく、数が増えない。
ということもあるか・・