私のカルテから 中学校でのリアルライフテスト導入への援助を行った児童期の性同一性障害の1症例

中山浩:私のカルテから 中学校でのリアルライフテスト導入への援助を行った児童期の性同一性障害の1症例
精神医学 53(1), 85-87, 2011-01


拝読。

http://medicalfinder.jp/ejournal/1405101770.html?
>はじめに
 筆者は,性同一性障害(gender identity disorder;GID)を持つ児童が実生活を心の性で送りたいとの希望を持ち,それに対し学校での処遇に関して意見を求められる機会を得た。これらの心の性での生活体験はリアルライフテストと呼ばれ,成人期においては性別適合手術(性転換手術)の適応を判断する情報となる。この可否の判断を行う場合には,児童期のGIDが成人期まで一貫したものであるのか,また固定した障害といえるのかなどの判断が必要であるが,それらの根拠となる情報は乏しい。今回経験した事例をもとに,文献による情報を参考にして,児童期のGIDへの対応方法について検討し報告する。プライバシーに配慮するため,趣旨を損なわない範囲で,事例については大幅に変更を加えている。


小6のMTFを診断、援助。
小学校で女児扱いに。


児童期の性意識は変化しやすく、今後変わりうる可能性もあることを保護者らに伝えるべきだと。


同感。